2017年9月28日
2017年9月8日
受け容れる心
人の一生において、心の歪みは年月とともに少しずつ増していく。
天真爛漫さは損なわれ、警戒心は増え、興味は狭まり、考えも固くなり。。。
それに伴って身の回りの環境が楽になっていけばバランスは取れる。
生き方が見つかったり、仲間だと確信できる相手が見つかったり、収入が増えたり、大きなイベントが片付いていったり。。。
つまり、「適応力の低下」による損失が、「厄介ごとの減少」によってカバーされていれば問題は少ない。
いい会社に入ろうとかいい人・モノに出会おうとかそういうことに早くから取り組めば、そのメリットが得られるかもしれない。「厄介ごと」が早めに片付くメリットだ。
当たり前としか言いようがないそんなことを、年取ってから今改めて考えたりする。しかし、やはりだからどうということでもないと思う。
人生はままならないものだ。いや、ままなることはあるし、ままなってはいけないというわけでもない。しかし一つ言えることは「人生のままならなさ」を知ることが人生の醍醐味の一つだと思っている。いや醍醐味の一つという以上に、人間として生きる最大の醍醐味には、そこからしか到達しえないのではないか。
自分の安定ばかりを求める、そんな人間や風潮は、楽しくない・幸福でない未来に向かうほかないのではなかろうか。
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