2017年1月20日

深呼吸生活


うつ病などの改善に「効果があること」というのはたくさんある。
有名なものからそうでないものまで、じつに多様だ。
多くの患者に効果がみられたという方法なら試す価値はあるだろうし、また突飛なものや少数だけに効果があったというものでも、その改善が確かであったのなら何かしらの的をとらえた部分があったに違いない。

しかしその全てを試すことはムリだろう。
時間や労力に限界があるし、それぞれ好みのようなものもある。
「効果がありそう」で、かつ「やる気がする」ものを縁に導かれつつ試していくしかない。
それでいいと思う。
むやみに凝るより「なり行き」にまかせた方が良いことも多い。


ただしどの道をいく場合においても並行すべき、「万能で最強な習慣」というものがある。
大げさに言ったが、それは「深呼吸」だ。
腹式呼吸と言ってもいいが、敢えてカンタンに深呼吸と言っておく。

それもたまにでなく「一日中やる」くらいのイメージで行う。
つまり、治療のための〇〇をしている時間だろうがそれを終えて休憩する時間だろうが買い物に出かける時間だろうが、ずっと深呼吸で過ごす。
もともと朝から晩まで呼吸はしているわけだから、それらをすべて「深く」やれといってもそれほど無理な注文にはならないだろう。

ではやるぞ!と思って始めても、きっと気づけば忘れてしまう。
問題ない。そういうものだ。
そしたらまたその時点から始めれる。
少しでも多くできればそれでよい。

この深呼吸を生活のベースにおけば、あらゆる「治療のための〇〇法」が最大の効果を発揮するはずである。




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