2015年7月25日

医者通い


うつ病になってから私が訪ねた医者は、皆どこかが変だった。
やたらと説教してきたり、のらりくらり薬を変えるだけだったり。
このままやって治ることなどあるはずがない、と思わされるところばかりだった。

あえて率直に言うが、彼らは病気のこと・患者のことを何も分かってはいないだろう。
それでも商売が成り立つ。
業界そのものが、依然としてあまりにも発展途上だからだ。
高度なことを誰も語れない。
技量の優劣を問われる場が皆無なのだ。

田舎ゆえのこともあろう。
しかし、おそらく都会も含め、現在われわれ患者には有益な選択肢があまりに少ない。
医者に通うのをやめて数年経つが微塵の後悔もない。
この領域において、良い医者と出会いは、奇跡的幸運の下にしか起こらないと思っている。


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